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Movable Typeのシェア減少について

制作関連
2018.5.30

今週はCMSの基幹システム「WordPress」と「Movable Type」という2つのブログソフトウェアについてご紹介しています。

以前の記事でCMSのシェア率について書きましたが、CMS黎明期はMovable Typeがトップシェアを誇っていましたが、現在は逆転現象が起き、WordPressが圧倒しています。

Movable TypeがWordPressにシェアを奪われた要因は幾つかありますが、WordPressは無料で利用できるという点が大きいです。
反対にMovable Typeはバージョンが上がるごとに、値上げを行い、MT5(63,000円)と比較すると、現行バージョンのMT7(97,200円)はお高く感じます。
MT6バージョンアップ時の値上げでWordPressへの切り替えを決断したホームページ制作会社は相当数あるかと思います(当社がそうです)。
あと、ユーザー軽視の姿勢も各所で問題とされていました。

当社がMovable Typeを多く手掛けていた時期はProNet会員にも属していましたし、思い入れのあるソフトウェアですが、ここ数年で手掛けたCMS案件は、特別な理由がない限りWordPressで構築しています。

ただ、複数のブログを、同一CMS内で運営したい場合については、Movable Typeは使い勝手が良いです。
特にMT5から導入されたマルチブログ機能は本当に便利ですね。

WordPressもマルチサイト機能があり、同一CMS内で複数のブログを運営できますが、Movable Typeと比較すると使い勝手が悪いです。
単一ブログとマルチサイト化した複数ブログではPHPの記述が異なり、慣れるまでは混乱します。
マルチサイトに対応していないプラグインも多く、またマルチサイトで有効化するには有料版を購入してください、というようなプラグインも多いです。
ただ、Movable Typeと異なり開発環境がPHPですので、オリジナルでシステムを組んだ場合のシステム側との連携や、オリジナルのプラグインの開発は取り組みやすいです。

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